2025年03月26日

ここでは、不動産の相続について、初めての方でも分かりやすいように、ざっくりと解説していきます。

1. 相続のスタート!まずは何をする?

相続は、誰かが亡くなったとき(被相続人の死亡)に始まります。まずは、以下の3つを行いましょう。

遺言書の確認: 亡くなった方が遺言書を残しているか確認します。遺言書があれば、基本的にその内容に従って遺産分割を行います。
相続人の確定: 誰が相続人になるのかを確定します。戸籍謄本などを集めて確認しましょう。
相続財産の調査: どんな財産がどれくらいあるのかを調べます。不動産の場合は、登記簿謄本(登記事項証明書)や固定資産評価証明書などで確認します。

2. 遺産分割協議って?話し合いで決めること

相続人と相続財産が確定したら、相続人全員で遺産分割協議を行います。これは、誰がどの財産を相続するかを話し合って決めるものです。

もし遺言書がない場合は、全員で話し合って誰が何を相続するか決めます。
もし話し合いでまとまらない場合は、家庭裁判所に相談することもできます。

3. 不動産の名義変更!相続登記の手続き

不動産を相続することになったら、名義変更をする必要があります。これを相続登記といいます。

相続登記は、法務局で手続きを行います。
必要書類を集めて、申請書を作成して提出します。
2024年4月1日から相続登記が義務化されました。相続を知ってから3年以内に登記をする必要があります。

必要書類が複雑になる場合もありますので、司法書士へ依頼することをお勧めいたします。
当社でも提携の司法書士をご紹介いたします。 

4. 相続税はかかる?申告と納税

相続財産の総額が基礎控除額を超える場合は、相続税がかかります。

相続税の申告と納税は、相続の開始を知った日の翌日から10ヶ月以内に行う必要があります。
相続税の計算は複雑なので、税理士に相談するのがおすすめです。
※提携の税理士をご紹介いたします。 

5. 相続した不動産、どうすればいい?

不動産を相続した後は、以下の選択肢があります。

自分で住む: 相続した家に住む場合は、特に手続きは必要ありません。
売却する: 不動産を売却して、現金化することもできます。
賃貸に出す: 不動産を賃貸に出して、家賃収入を得ることもできます。
空き家にする: もし空き家にする場合は、適切に管理しないと、特定空き家に指定され、固定資産税があがってしまう場合もあります。
困ったときは専門家に相談!
不動産の相続は、複雑で難しい手続きが必要になることがあります。自分だけで解決しようとせず、専門家に相談することをおすすめします。

司法書士: 相続登記の手続き
税理士: 相続税の申告
弁護士: 遺産分割協議や相続放棄に関する法的トラブル
不動産屋: 不動産の売却や活用

私たち福島不動産も、不動産の売却や活用について、専門的なアドバイスを提供できます。
不動産相続でお困りの際は、お気軽にご相談ください。
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